【からだは、いつも「今」を生きている】過去を追いかけるのをやめたとき、本来の軽やかさが戻ってくる

以前、命の尊さや時間の有限さについて、深く考えさせられる出来事が重なったことがありました。
出張先の金沢で幸せを運んでくれていた大切な猫ちゃんが事故で亡くなったこと。そして同じ頃、大阪のお客様から「義理のお母様が、夕方のお風呂の時間に布団の中で安らかに息を引き取られた」という知らせが届いたこと。
「お母さん、幸せな最期だったね」とご家族が静かに語られたその言葉には、深い悲しみとともに、温かな感謝とお疲れ様の思いが込められているように感じられました。
かつて学んでいた聖書の師が、「生が喜びなら、死もまた喜び」と常に仰っていました。命に終わりがあるからこそ、いま生きているこの時間が何ものにも代えがたいものになる。その事実を、改めて教えられた気がしています。
1、「もう一回」と過去を追うとき、からだに力が入る
命と同じように、私たちのからだもまた、いつだって「今、この瞬間」を生きています。
施術やセッションでからだがふっと楽になったとき、「この心地よい感覚をずっとキープしたい」「もう一回、さっきの状態に戻したい」と思ったことはありませんか?
けれど不思議なことに、「もう一回」と頭で強く願った瞬間、その軽やかな感覚はすっと遠ざかり、再現できなくなってしまうことがよくあります。
理由はとてもシンプルです。 「もう一回」と思っているとき、私たちの意識は「さっき良かった過去」を追いかけています。
けれど、からだが存在しているのは過去ではなく、刻一刻と変化している「今」だけです。過去の感覚を頭で再現しようとコントロールを試みると、無意識のうちにからだへ余計な力が入り、本来あるべき自然な位置から離れたり、歪みが生じてしまったりします。
人生も、からだも同じです。 「あの頃は良かった」と過去を慈しむことは大切ですが、それを無理に追いかけようとすると、いま目の前にある呼吸や身体感覚が置き去りになってしまいます。
2、思考を手放し、「今のからだ」と仲良くなる
大切な人と言葉を交わせること。 笑い合えること。 「ありがとう」と伝えられること。 そして何より、今日も自分のからだが休まず動いてくれていること。
それは決して当たり前ではなく、奇跡のような「今」の連続です。
過去の調子の良さを追いかけるのではなく、「今の自分の骨格や筋肉はどう感じているだろう?」と耳を傾けてみてください。頭で理想の状態を握りしめるのをやめたとき、からだは自然と無駄な力を抜き、関節に心地よい「すきま」が生まれて本来の自由な動きを取り戻し始めます。
「いつも力みやすくて、リラックスの仕方がわからない」 「一度整っても、すぐに力が入って崩れてしまう」 「頭ではなく、からだ本来の心地よさを思い出したい」
そう感じている方は、ぜひご自身の「今」のからだと対話しにいらしてください。
美すきまラボ®式メソッド 体験講座では、骨格の構造に基づき、無理に形を作るのではなく、からだ本来の心地よい「すきま」を取り戻す感覚をお伝えしています。
過去を再現しようと頑張るのをやめて、今を生きるからだの声に耳を澄ます心地よさを、一緒に体感してみませんか。
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