【骨DJみほみほの】「からだの声」を聴く時間

「骨DJみほみほ」
先日参加した研修の場で、参加者のお一人からそんな素敵なネーミングをいただきました。
最初は「えっ、それどういうこと!?」と驚いたのですが、よくよく考えてみると、私が普段セッションを通してお伝えしていることそのものなのかもしれません。

1、骨は言葉を喋らないけれど、雄弁に語っている
骨や関節は、言葉を喋るわけではありません。けれど、そこには驚くほどその人の「今の状態」が現れています。
「今日はなんだか身体に力が入って緊張しているな」
「胸のあたりが少し硬くなっているな」
「なんだか気持ちも身体も散らかっている感じがするな」
私たちが無意識に過ごしている日常の中で、身体は常にさまざまなサインを発しています。
「骨格・すきま」を整えるパーソナルセッションでは、そうした関節の「すきま」やわずかな動き、ちょっとした違和感や整い具合に触れ、感じ取っていきます。
お客様ご自身が「無意識」の中でまだ気づいていない変化やサイン。そこに私がふっと触れて言葉をかけると、「あ、本当だ!なんで分かったんですか?」と驚かれることも少なくありません。
私自身、何か頭で難しく計算しているわけではなく、感覚で身体の声を「聴き」、その状態に合わせて音を調整するように、関節のすきまや繋がりを調律(チューニング)しているのだと思います。
だからこそ、「骨DJ」という表現は私にとって、とてもしっくりくる嬉しい褒め言葉でした。
2、動きの一致と、全身の「つながり」
例えば「太ももの骨」ひとつをとってみても、身体の奥深くでは非常に面白いことが起きています。
骨盤に近い側は「股関節」という大きな関節の一部であり、床に近い膝側は「膝関節」をつくる一部です。
場所によって役割や名前は違っても、太ももの骨は一本の繋がりであり、決してバラバラには動きません。股関節が動くとき、膝や足先、そして全身もまた、連動して互いに響き合っています。
身体全体の「つながり」を感じ、関節と関節の間にふわっと心地よい「遊び(すきま)」を作っていくこと。
そうやって調律していくと、セッションの後には多くの方が驚くような変化を感じてくださいます。
「身体がすごく楽になった!」 「深く息が吸える、呼吸ができる!」 「なんだか目までパッと開いて、視界が明るくなった!」
身体と心が解き放たれ、その人本来のしなやかさを取り戻していく瞬間です。
3、「いま」のベストを探す、宝探しのようなゲーム

身体の状態は、決して固定されたものではありません。 年齢を重ねる中での良い塩梅(あんばい)もあれば、季節の移り変わりや、その日の心の持ちようによっても刻一刻と変化します。
だからこそ、「いま、ここ」での最高に心地よい状態を、身体の声を聞きながら一緒に探していく。それはまるで、自分自身と向き合う楽しいゲームのようなプロセスです。
「今の自分を信じられていなかった」と気づいて落ち込むことがあっても、身体の声に耳を傾け、少しずつ整えていくことで、「てへっ」と笑い飛ばせるような軽やかさが生まれてくる。
自分の身体を信じ、愛おしく思えるようになっていく——。私自身もいま、そんな探求のプロセスを日々楽しんでいます。
あなたも今日、ご自分の「骨の声」「身体の声」に、少しだけ耳を澄ませてみませんか?