【空気ばかり読んできた私へ】なくしたのではなく忘れていただけ

「私、本当は何が好きなんだろう?」
「今、何がしたいんだろう?」
忙しい毎日の中で、ふと自分の本音や感覚が分からなくなってしまうことはありませんか?
周りに気を遣って、空気を読んで、人に合わせているうちに、いつの間にか自分の「好き」や「嫌い」に蓋をしてしまう。
そんな大人になった私たちに、大切なことを思い出させてくれる出会いがありました。
1. 全身で「動きたい!」を表現する赤ちゃんの姿
先日、生後3ヶ月半になる姪っ子の赤ちゃんと数時間一緒に過ごす機会がありました。
ちょうど、うつぶせができるようになって4日目くらい。
起きている間はずっとうつぶせになって、太ももから足の指先まで一生懸命動かし、ぎゅっと力を入れて、手も腕も動かして、首を持ち上げていました。
全身で「動きたい!」と言っているようなその姿。
足だけ、腕だけではなく、身体の全部がつながって動いているのを見ているだけで、「ああ、身体って本来こういうものなんだな」と深く感じ入りました。
そしてもうひとつ、印象的だったのが「おしゃぶり」の場面です。
どうやらおしゃぶりがあまり好きではないようで、口に入れてもらっても全然長続きしません。
「いらん!」という感じで、すぐにペッと出してしまうんです。
2. 3ヶ月半でも、ちゃんと「自分の好み」がある
それを見ていて、ふと思いました。
「3ヶ月半の小さな身体でも、もうちゃんと好みがあるんだな」と。
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これが好き
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これはいらない
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今は眠い
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抱っこしてほしい
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お腹が空いた
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なんか嫌、気持ち悪い
言葉では言えなくても、全部身体で感じて、全身で表現しています。
何ひとつ我慢していなくて、そのまんま。
普段はニコニコしているけれど、嫌なことがあれば泣くし、怒ったりもする。動きたかったら眠る。
その「まんま」が出せていて、怒っている時の姿さえもすべてが愛おしいのです。
その姿を見つめながら、気づかされました。
「私たち大人だって、最初はみんなこうだったんだよな」って。
3. なくなったのではなく、忘れているだけ
最初から「空気を読もう」として生まれてきた人はいません。
大人になる階段を一歩一歩登る中で、少しずつ学んできただけなんです。
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「我慢した方がいいのかな」
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「空気を読んだ方がいいのかな」
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「人に合わせた方がいいのかな」
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「こんなことしたら迷惑かな、嫌われるかな」
そうやって周りに合わせる術を覚えていくうちに、いつの間にか「私は何が好きなんだろう?」「今、何がしたいんだろう?」と、自分の感覚が分からなくなってしまうことがあります。
でも、姪っ子の赤ちゃんを見ていて確信しました。
その感覚は、決してなくなってしまったわけではないのです。
ただ、日々の忙しさや我慢の中で、「忘れてしまっているだけ」。
私たちの身体の奥深くには、赤ちゃんの頃のあの自由な感覚が、今もちゃんと残っています。
身体の声を聞くことは、決して難しいことではありません。
赤ちゃんの頃は、誰でも自然にできていたことなのだから。
4. 赤ちゃんを見るように、自分の心と身体を見てあげる
赤ちゃんが泣いている時、「なんで泣くの!」と責める人はいませんよね。
「どうしたのかな?」「お腹が空いたのかな?」「オムツかな?」と、やさしく見守るはずです。
それと同じまなざしを、大人になった自分自身にも向けてあげてほしいのです。
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モヤモヤした時:「なんでモヤモヤするの?」と責めるのではなく、「どうしたのかな?」
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怒りを感じた時:「こんな自分はダメだ」と否定するのではなく、「何が嫌だったのかな?」
赤ちゃんを見るように、自分の心や身体の声に耳を傾けてみる。
それだけで、ぎゅっと固まっていた内側に、ふっとやさしい「すきま」が生まれます。
今日、何がしたい?
何が心地いい?
ぜひご自身の身体に、そっと問いかけてみてください。
あなたの奥にいる「小さなあなた」が、素直な答えを教えてくれるかもしれません。
他人に合わせすぎて心がぎゅっと固くなってしまったり、自分の心や身体の「すきま」を失いそうになったときは、いつでも立ち止まりにいらしてください。
無理に鍛えたり頑張ったりするのではなく、骨格本来の自然な構造を知り、身体と心に心地よい「ゆとり」を取り戻す場所をご用意しています。
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